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17 3月

MuseScore で ドラム譜をつくる 〔 3 〕

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☆前回作成したリズム・パターンを編集する】

『楽譜は音楽を楽しむアイテム』
楽譜が描けるフリーソフト・MuseScore(ミューズ・スコア)。
MuseScoreを通じwindows/mac環境での楽譜作成に馴染む。
また、その音楽の楽しみ方のひとつとして、ドラムに焦点を合わせ、
MuseScoreの操作手順や楽譜の活用方法を Ryoji Suzuki が、
独自の視点でガイドする。数回にわたるシリーズで更新しています。

 

◆MuseScoreを起動し、前回保存したファイルを展開する
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【今回のテーマ:コピー&ペースト】
楽譜の一部として以下に書き出した3小節の部分は、これまでの、
【MuseScore で ドラム譜をつくる〔 1 〕〔 2 〕】の成果素材です。
今回はその素材のコピー&ペーストの手順を主にガイドします。
その流れの中で編集作業の初歩段階的な実体験を重ねてゆき、
更にエンディング創作を着手し、この編集段階に取り込むことで、
ひとつの基本リズム・テーマとなる楽譜制作を試みてみましょう。

≪8ビートの基本的なリズム・パターン≫
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カウント2小節と1小節分のリズム・パターン▲

 


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10.「1小節」単位ごとのコピー


y)コピー元の小節を選択してコピーする
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  • ①音符入力モードを解除(起動時に解除状態ならそのままで良い)
  • ②コピー元の小節内(ここでは3小節目)の音符以外の任意の場所をクリック
  • ③選択された小節内の音符が全て青色に変わり青色枠で囲まれる
  • キー操作:Ctrl + c でコピーする※

※編集タブ内にある「コピー」の機能でも勿論コピーできます。

 

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11.コピーした小節を次の小節にペーストする


z)コピー先の場所となる次の小節を指定してペーストする

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  • ①コピー先に指定する次の小節内(ここでは4小節目)の任意の場所をクリック
  • 青色枠がコピー元から指定先に移動、そこでキー操作:Ctrl + v でペーストする※a.
  • ②コピー先に指定した小節では青色枠で囲まれた青色の音符※b.でペーストされる

※a.編集のタブの「貼り付け」の機能でも勿論ペーストできます。
※b.ペースト完了または次作業移行で通常の黒色に戻ります。

 

≪まとめ≫コピー&ペーストの流れ
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  • ①コピー元の選択:選択した小節内の音符以外の任意の場所をクリック
  • ②キー操作:Ctrl + c でコピーする
  • ③コピー先の指定:指定した空の小節内の任意の場所をクリック
  • ④キー操作:Ctrl + v でペーストする


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12.「2小節(1小節以上)」単位のコピー&ペースト手順


a)コピー元の最初の小節をクリック選択
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b)Shift + ⇒(矢印クリック:コピー元の範囲拡張開始)
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c)Shift + ⇒(矢印長押し:コピー元の範囲をさらに拡げる)
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d)Shift + ⇒(コピー元の範囲確定)/コピーする/コピー先の小節を指定
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≪ヒント≫Shift + ← (矢印の方向逆転)で、コピー元範囲の縮小選択可能


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e)指定先の小節にコピーした範囲(2小節分)をペースト
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f)2小節分のリズム・パターンがコピー先に複製された
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【楽譜は見やすいほうが良い】

≪参考:小節数や見た目を揃える目的の例≫
1)『上が5小節、下が3小節なので、上下4小節ずつにしてみよう』
2)『同じパターンの小節の表示サイズは出来るだけ近づけたい※』
3)『創作又はアレンジするのにそれ相応の空間イメージが欲しい』
4)『印刷物やPDF出力時の都合による事後調整』
※注意:見た目や並び、小節の表示サイズについて必要以上にこだわらない

13.楽譜の見た目を或る程度調整する


g)ここでは小節を揃えるために「折り返し」をする

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  • パレットの下方の段にある「折り返しと間隔」を展開

 

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h)「譜表の折り返し」の操作手順
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  • ①パレット内の「譜表の折り返し」を選択する
  • ②折り返しする小節(ここでは4小節目)へドラッグ&③ドロップ※
  • ※「譜表の折り返し」のアイコンが小節上までくると図のように小節の色が薄茶色になる

 

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i)上下ともに4小節ずつでややバランスがとれた
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  • 「譜表の折り返し」のアイコン※は折り返し点の目印になっている
  • ※楽譜のPDF等出力時には見えなくなる

 

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【最後の2小節にエンディングパターンを創作する】

14.「エンディング」を創作し加えてみる


j)7小節目:シンバルとバスドラムを全音符でいれる

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k)8小節目:8分音符でスネアx3つとバスドラムを1ついれる
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l)完成
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≪使用したパターン≫
1)カウント
2)リズム・パターン(8ビートの基本パターン)
3)エンディング
◆3つの異なるパターンを編集し、ひとつのリズム・テーマが制作された
(ここでは是非、お好みの『パターンの創作』にチャレンジしてみてください)

 

今回はここまでです。


次回は楽譜の音の再生、音源となるwav出力、midi出力、
それと印刷・管理・閲覧に向くPDF出力等について触れていきます。

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